アリ健康：アリが株式1億5400万株を減持するという噂

アリ健康はこのほど、微博（ウェイボー）を通じてアリババの株式1億5400万株の保有減に対応し、同ニュースは偽物だとし、「注目に感謝しているが、基礎的な事実を明らかにしてほしい」と述べた。

香港交通所の資料によると、アリババは今年7月14日、アリ健康株式1株当たり平均22.65香港ドルで1億5400万株を売却し、持ち株比率は68.70%から67.51%に下がった。アリババ創業者の馬雲氏のアリ健康に対する持ち株は33.49%から32.30%に下がった。

資料によると、アリ健康はアリババグループの「Double H」戦略（Health and Happiness健康と快楽）の大健康分野における旗艦プラットフォームであり、アリババグループが持ち株会社に投資している会社の一つである。

これに先立ち、アリ健康が発表した2020年度（2020年3月31日現在）の財務報告によると、アリ健康の2020年度の売上高は前年同期比88.3%増の96億元に達し、粗利益は22.3億元で同67.6%増、損失は1570万元で、前年同期比82.9%縮小した。調整後の利益は前年同期比114.8%増の2億6100万元だった。

疫病の影響で、アリ健康の今年の株価は強気に上昇し、何度も高値を更新した。7月17日の香港株終値、アリ健康報の19.700香港ドルは、年初の9.13香港ドルに比べて115%上昇した。