ベトナムと韓国がEVFTA生地累加原産地協定に調印

ベトナムの若者オンラインは12月13日、ベトナムと韓国がベトナム-EU自由貿易協定（EVFTA）生地累加原産地協定に署名したと報じた。

ベトナム工貿部によると、ベトナム企業にとって特に重要な協定であり、韓国製の高品質紡績原料の使用を支援し、EUの紡績生地の原産地への輸出のボトルネックを解消し、韓国もEUと自由貿易協定に署名したためだという。

EVFTAの規定によると、厳格な品質基準を満たすほか、関税引き下げの恩恵を受けるためには、企業は厳格な原産地要求を保障しなければならない。その中で「生地から」の原産地規則は、衣服を作るための生地をベトナムやEU加盟国内で織らなければならない。

ベトナム工業貿易省のデータによると、EUは紡績衣料の需要が最も大きい市場で、年間輸入額は2500億ドルを超えている。しかし、ベトナムの紡績衣料のEU向け輸出量は依然として少なく、2019年の輸出額は43億ドルにとどまり、EU市場シェアの2%を占めている。

専門家は、EVFTAが発効すれば、2025年までにベトナムの紡績衣料のEUへの輸出額は署名以前より約67%増加すると評価している。

ベトナム工業貿易省は、韓国と上記の原産地累加協定に署名することは「非常に必要でタイムリーだ」と述べ、ベトナム企業が困難をすぐに解決し、機会を利用してEU市場に紡績衣料を早期に輸出するのを支援している。