経済観察:ベトナム紡績服装が輸出成長に最も貢献

ベトナムの工商報は20日、ベトナム税関総局の統計データによると、今年3月のベトナム紡績服装の輸出は30.5億ドルで、前月比48.3%増加し、純10億ドル以上増加した。全体的に見ると、今年第1四半期、紡績服装の輸出は86.8億ドルで、前年同期比20.3%増加し、純14.6億ドル増加した。これは2012年以来の同時期の最高の増加幅だ。

注目すべきは、紡績服装はベトナムの第1四半期の輸出増加に最も貢献した商品種別で、14.6億ドル(ベトナムの新規輸出額の14%近くを占める)増加したことだ。

第1四半期、米国は43.6億ドルの輸入額でベトナム最大の紡績服装輸出市場となり続け、前年同期比24.2%増加し、ベトナム紡績服装輸出総額の50.3%を占めた。

その他の主要市場:EUへの輸出は8.96億ドルで、31.4%増加した。日本への輸出は7億7100万ドルで、2.9%減少した。韓国への輸出は7億5400万ドルで、6.9%増加した。

紡績服装のほか、ベトナム紡績業の他の2種類の輸出商品も注目される成長を遂げた:繊維、糸とカーテン織物、技術織物。

このうち、第1四半期の繊維と糸の輸出は14億5000万ドルで、前年同期比18.9%増加した。カーテン織物、技術織物の輸出は7億ドルを超え、26.5%増加した。

これにより、今年第1四半期、紡績服装業界の3大類商品の輸出額は108.5億ドルに達し、2022年の年間輸出目標の25%以上を達成した。2022年の紡績服装業界の輸出額は420-435億ドルに達する見通しだ。

(ホーチミン市総領事館経営処)